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「無為自然」の図。
![]() Eテレで毎週水曜日の夜放送される「100分de名著」、5月は「老子」でした。 http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/22_roushi/ 「老子」の思想は本当にすばらしいと思うし、とても自分にしっくり来ます。 「中国4000年の歴史」と言いますが、現在の中国は多くの優れた遺産とは間逆の方向に突き進んでいるとしか思えません。学ぶべき素晴らしいものをたくさん持っているのに、それらから学ぼうとしなければ、自ら行き詰って行くだろうと思われます。 「老子」の中のことばをいくつか。(もちろん原文は漢文ですが)(^^ゞ つま先立ちする者は、長く立っていられない。 大股で歩く者も、長くは歩けない。 自分自身に満足することができ、 誰とも自分を比べず、誰とも競わなければ、 誰もがあなたを尊敬してくれることだろう。 誰かを深く愛せば、強さが生まれる。 誰かに深く愛されれば、勇気が生まれる。 今持っているものに満足し、 ありのままの姿を喜びなさい。 何も欠けていないと悟れば、 全世界が自分のものとなる。 言葉にうまく表現できないものを、 あたかも見てきたように流暢に話せること自体が、 道を知らない証拠である。 「100分de名著」、今週は「老子」の最終回でした。ゲストにドリアン助川さんが出演されましたが、ドリアンさん、『バカボンのパパと読む「老子」』という本を出されているそうです。 やっぱり・・・・ やっぱり、「これでいいのだ」は「老子」につながるものだったのか。 ![]() ユリの花の中に、超ミニなカマキリが。 ![]() ![]() ![]() 久しぶりに若い演奏家のCDを買いました。 昔はいろんな音楽雑誌を読んで、いつ誰がどんな曲を録音して近々レコードが発売されるといった情報を漏らさずチェックしていて、欲しいレコードは予約して発売日にゲットしていましたが、そういうことをやらなくなってもう随分経ちます。新しい演奏にはすっかり疎くなりました。 Youtubeを見るようになってから、グールドのような古い映像とともに新しい演奏家の映像も見るようになりました。グスターボ・ドゥダメルもその1人です。Youtubeでドゥダメルが振った「教皇ベネディクト16世バースデイ・コンサート」の映像を見ていたら、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲で独奏をした女性ヴァイオリニストの演奏がとても素晴らしかった。瑞々しくて自然体で伸び伸びしていて、ゆったり余裕さえ感じられる。カデンツァもこれまで聴いたことがない独特のものでした。関連映像をたどっていろいろ見てみると、どうやら既に大活躍しているヴァイオリニストらしい。そのヴァイオリニストは、ヒラリー・ハーンという人です。 (そのモーツァルトは、http://youtu.be/N-mA9OMP3DE) いろいろ見た中で、バッハの無伴奏作品のCDが欲しいと思いました。HMVで探していたら、そのバッハを含めて5枚組のセットがヨーロッパで発売予定で、それを特別価格2290円で予約受付中でした。1枚分で5枚聴ける!速攻予約しました。 が、発売予定日が延期され、また延期され・・・。こりゃ、発売中止になるかもしれんな と半分諦めかけていたら、きのう届きました! 17歳でのデビュー盤のバッハは本当に若々しさに溢れていました。 バッハのCDの演奏のうちパルティータは、一応Youtubeでも聴けます。 ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006 http://youtu.be/NcnbVykOEuY ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004 http://youtu.be/6KaYzgofHjc ![]() 5枚のCDの内容は Disc1 J.S.バッハ: ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006 ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004 ・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005 Disc2 ・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 ・バーンスタイン:ヴァイオリン、弦楽合奏、ハープと打楽器のためセレナード(プラトンの『饗宴』による) Disc3 ・バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op.14 ・エドガー・メイヤー:ヴァイオリン協奏曲 Disc4 ・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77 ・ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Disc5 ・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64 ・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77 ![]() ▲
by keip3987
| 2013-05-31 21:35
| 猫
![]() ![]() ![]() 庭の紫陽花(墨田の花火)はまだ咲きかけ。 ![]() ![]() 勝手口の前のユリも開き始めました。 ![]() ![]() ▲
by keip3987
| 2013-05-27 19:56
| 猫
ノンが最近お気に入りの場所。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ところで、ゴールデンウィークもいつの間にか終わりましたが、連休中はほとんどS子の子分として庭仕事を手伝っておりました。そんな中、1日だけ遠出をして鹿児島へ行ってきました。鹿児島市立美術館で開催された「ウッドワン美術館展」、招待券をいただいていたのです。 ![]() 橋本雅邦、富岡鉄斎、竹内栖鳳、横山大観、川合玉堂、上村松園、鏑木清方、冨田溪仙、橋本関雪、小林古径、安田靫彦、前田青邨、榊原紫峰、山口蓬春、速水御舟、小倉遊亀、橋本明治、片岡球子、東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄、横山操、加山又造、平山郁夫、高橋由一、浅井忠、熊谷守一、青木繁、萬鐵五郎、藤田嗣治、岡田三郎助、坂本繁二郎、小出楢重、国吉康雄、岸田劉生、安井曾太郎、梅原龍三郎、須田国太郎、長谷川利行、林武、北川民次、村山槐多、佐伯祐三、岡鹿之助、牛島憲之、向井潤吉、鳥海青児、小磯良平、香月泰男、三岸好太郎、靉光、山口薫、松本竣介、黒田清輝、藤島武二、和田英作、海老原喜之助と並んでいるのです。すごいオールスター!興奮を抑えながら見ていきました。 富岡鉄斎は、天才の迫力を感じました。(以下、写真は図録より) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 香月泰男の重い感じの作品は見たことがありましたが、このような、何というか、自然体な感じの絵を直に見ることができたのは大きな収穫でした。 ![]() それから、この連休中に、PCのスピーカーを新しくしました。 これまで使っていたのはローランドのスピーカー ↓ ですが、これは、15年くらい前、初めてPCを買ったときに、付属で付いていたスピーカーがあまりにもオモチャだったのでガッカリして、すぐにPCショップで買ってきたものです。予算1万円で、それくらいの価格帯のスピーカーを聴き比べて決めました。PCはWin95からWin7まで何代か変わりましたがスピーカーはずっと変わらず楽しませてくれました。ところが最近、ツマミやプラグ回りなどが経年劣化したのか、時々音が出なくなったり変な音が出るようになったので買い換えました。 ![]() 大きさの割りに音に厚みもあり、なにしろバランスがとても良いので、クラシックでもジャズでも楽しめます。 ![]() 今よく見ているのがこれ ↓ 。デーブ・ブルーベック・クヮルテットのアルバム“Time Out”をアナログレコードで再生した動画。“Take Five”が入っているアルバムです。僕もレコード持っています。中学の時に買ったもの。 動画は、レコードをジャケットから取り出すところから始まり、レコードをターンテーブルに乗せて針を落とす。それからLPまるまる1枚を再生するというものです。ちゃんとアナログの音です。画質が良いので、全画面にして見ると、とても臨場感があります。8分30秒あたりから、素敵なリスニングルームに3匹の猫たちが登場して楽しいです。 ▲
by keip3987
| 2013-05-09 02:24
| 猫
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